パイクのいるところは湿地のようなところなので、
カヤックで掛けても、
すぐに上陸してファイトというわけにはいかない。

右手にロッド、左手にパドルという状態で、
弱らせながらずり上げられる岸を探した。

やっとみつけた岸にカヤックを近付け、
舟から降りようとした瞬間、
それまでぐったりしていたコイツは、
硬い船体の下を通り抜け
反対側にダッシュした。

スミスGS90-TRが
パシッと圧し折れた。


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